2017年に、日本企業とシンガポール企業で実施されたM&Aにおいて、評価額上位5社を掲載しています。
第5位 萩原工業がEPC Holdings Pte. Ltd. を取得
萩原工業は、EPC Holdings Pte. Ltd.の株式を取得し、子会社化しました。
萩原工業がコンクリート補強繊維の一層の販売拡大を目指すために、製造から全世界への販売までを一体運営する必要があることから、 EPC社を買収することにより同社の販売機能を萩原工業グループに取り込むことを決定しました。
売り手企業EPC Holdings Pte. Ltd.
・豪州、欧州、北米、中南米に販売子会社 14 社を有する持株会社
・コンクリート補強繊維「BarChip」の販売 等
買い手企業萩原工業
ポリエチレン・ポリプロピレンを主原料とした合成樹脂繊維のフラットヤーンを用いた関連製品、およびフラットヤーン技術を応用したスリッター等、産業機械の製造・販売。
第4位 サンゲツがGoodrich Global Holdings Pte. Ltd.を取得
サンゲツは、シンガポールにおける内装材料販売会社である Goodrich Global Holdings Pte. Ltd.の株式を取得しました。
今回の買収により従来の日本市場、米国市場、中国市場に加えて東南アジアをカバーする販売ネ ットワークの拡大が可能となり、サンゲツグループ全体の企業価値向上に大きく貢献するものとしています。
売り手企業Goodrich Global Holdings Pte. Ltd.
内装材の販売
買い手企業サンゲツ
インテリアの専門商社
壁紙、床材、カーテン、椅子生地などトータルインテリア商品の開発・ 販売
第3位 日成ビルド工業がP-Parking International Pte Ltdを取得
日成ビルド工業は、子会社である NISSEI BUILD ASIA PTE. LTD. が、シンガポールにおいて駐車場運営・管理事業を展開する P-Parking International Pte Ltd の全株式を取得し、 子会社化することについて決議しました。
売り手企業P-Parking International Pte Ltd
シンガポールでの駐車場運営・管理事業
買い手企業日成ビルド工業 > NISSEI BUILD ASIA PTE. LTD
・立体駐車場、時間貸駐車場管理機器、立体自動艇庫及び自動倉庫の設計、施工、請負、監理、製造、販売、輸出入、賃貸及びメンテナンス
・駐車場の運営、管理及びコンサルティング
・建築物及び設備の清掃、保守、管理及びコンサルティング 等