2017年に、日本企業とブラジル企業で実施されたM&Aにおいて、評価額上位3社を掲載しています。
第3位 PAULO SEIICHI ISHIBASHI がNAGAWA DO BRASIL Ltda を取得
公表日
評価額
70万円
取引額
70万円
比率
100%
ナガワは、子会社である NAGAWA DO BRASIL Ltda. のすべての株式を現地法人であるPAULO SEIICHI ISHIBASHIへ譲渡しました。
今後の事業発展を勘案するに、現状では経営資源を東南アジアに集中させることが最良と判断し、全ての株式を譲渡することとしました。
売り手企業NAGAWA DO BRASIL Ltda
ユニットハウス事業/モジュールシステム建築事業
買い手企業PAULO SEIICHI ISHIBASHI
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第2位 Brasil Kirin Holding(キリンホールディングスのブラジル子会社)が事業事業を譲渡
公表日
評価額
15億円
取引額
15億円
比率
100%
キリンホールディングスは、ブラジル子会社のBrasil Kirin Holdingの全株式を、Heinekenグループとしてブラジルでビール事業を展開しているBavariaS.A.に譲渡する株式譲渡契約を締結しました。
キリンホールディングス、ブラジル経済に関する様々なリスクや、ビール、清涼飲料市場の停滞と競争環境を鑑みると、単独での安定的な高収益事業へと転換していくには限界があるとの結論に至り、Bavariaにブラジルキリン社を譲渡しました。
売り手企業Brasil Kirin Holding(キリンホールディングスのブラジル子会社)
ビール、清涼飲料の製造、販売
売上高
1400億円
営業利益
-100億円
買い手企業Heinekenグループ > Bavaria
ブラジルでビール事業を展開しています。
第1位 豊田合成がペクバルインダストリアを取得
公表日
評価額
34.3億円
取引額
24億円
比率
70%
豊田合成株式会社ペクバルインダストリア有限会社の全ての持分を取得し、子会社化しました。
本件は、長期的に成長が期待されるブラジルにおいて、供給体制の拡充を図り、顧客ニーズに応えるためとしています。
売り手企業ペクバルインダストリア
自動車用樹脂部品の製造、販売
売上高
32億円
営業利益
3.9億円
買い手企業豊田合成
・自動車部品の製造/販売
(ウェザストリップ製品・機能部品・内外装部品・セーフティシステム製品)
・オプトエレクトロニクス製品の製造/販売
・その他特機製品の製造/販売