【2018年上半期】国内M&A評価額総合ランキング

2018年 8月 21日

2018年度の国内M&A(株式取得)において評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります。

第5位 【食品・外食】アエリアがサイバードを取得

公表日
評価額
70億円
取引額
70億円
比率
100%

アエリアは、サイバードの全株式を取得し、子会社化することを決議しました。

アエリアは、ヒットコンテンツの創出のノウハウや、海外展開のノウハウ、また共有や開発リソースの相互活用などにより、収益基盤の拡大を目指しています。

売り手企業サイバード

モバイルコンテンツサービスの提供およびモバイルビジネス支援や、クロスメディアソリューションの開発・提供、モバイルサイト構築、モバイルコマースなど幅広く展開しています。

売上高
95.6億円
営業利益
2.13億円
経常利益
1.96億円

買い手企業アエリア

ITサービス事業、コンテンツ事業を行っています。 インターネット及びモバイルの技術を駆使して、「ネットワーク」「コミュニケーション」をキーワードに、オンラインゲーム、スマートフォンゲームの開発等を展開しています。

第4位 【電気・電子・機械】太陽誘電がエルナーを取得

公表日
評価額
121億円
取引額
50億円
比率
41.46%

太陽誘電は、取締役会において、エルナーとの間で資本業務提携契約を締結し、エルナーが実施する第三者割当増資を引き受けることにより、エルナーを子会社化することを決議しました。

太陽誘電は、エルナーとのM&Aにより、車載関連、産業機器、環境エネルギー市場向けビジネスをグローバルに成長させ、一層の収益力の拡大と、それに伴う企業価値の最大化を図ります。

売り手企業エルナー

電子部品の製造・販売(コンデンサ、プリント回路)や、太陽光発電事業を行っています。アルミニウム電解コンデンサや、レーザービルドアップ配線板などの製品を展開しています。

売上高
285億円
営業利益
7.9億円
経常利益
-2.85億円

買い手企業太陽誘電

セラミックコンデンサ、インダクタ、モバイル通信用デバイス(FBAR/SAW)、モジュール、エネルギーデバイス 等の電子部品の開発・製造・販売を行っています。

第3位 【自動車】トピー工業がATCホールディングスを取得

公表日
評価額
144億円
取引額
144億円
比率
100%

トピー工業は、取締役会において、ATCホールディングスの全株式を取得し、完全子会社化することを決議しました。

トピー工業とATCホールディングスは、今回のM&Aにより、両社の経営資源を融合することで、販売面だけでなく、製品の高品質化や生産性の向上等あらゆる面においてシナジー効果を生み出し、グローバルで拡大しているアルミホイールの需要への対応を強化します。

売り手企業ATCホールディングス

自動車及び二輪車向けアルミホイール、自動車用アルミ重力鋳造部品の製造・販売などの事業を展開する子会社の管理を行っています。

売上高
308億円
営業利益
8.1億円
経常利益
6.8億円

買い手企業トピー工業

鉄鋼、ホイール・自動車部品、建設機械用部品、ロボット開発、合成マイカ・パールマイカなど、輸送機械部品の総合メーカーです。