【2017年】国内M&A評価額総合ランキング

2018年 6月 29日
2017年度の国内M&A(株式取得)において評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります

第5位 【人材支援】セコムがTMJを取得

公表日
評価額
265億円
取引額
265億円
比率
100%

セコムは取締役会において、ベネッセホールディングスおよび丸紅が保有するTMJの全株式を取得することを決議した。

TMJのもつ幅広い経験および蓄積されたノウハウ等を活用し、 拡大する市場のニーズに対応することを目的としている。

売り手企業TMJ

コンタクトセンターの運営及び、コンタクトセンター周辺業務のアウトソーシングサービスを行っている。

売上高
330億円
営業利益
15億円
経常利益
15億円

買い手企業セコム

警備サービス業の最大手企業。

第4位 【電気・電子・機械】デンソーが富士通テンを取得

公表日
評価額
329億円
取引額
168億円
比率
51%

デンソーは富士通の連結子会社である富士通テンの株式の一部を譲り受け、デンソーの連結子会社とすることについて決議した。

富士通テンをグループ会社とすることで、両社の持つ開発技術における協力関係強化を図り、企業価値向上を実現することを目的としている。

売り手企業富士通テン

オーディオ、マルチメディアをはじめとした製品、サービスを提供している。

富士通のラジオ部門が分離・独立して設立された。

売上高
3800億円
営業利益
140億円
経常利益
130億円

買い手企業デンソー

自動車部品世界シェアNO1の自動車部品メーカー。

第3位 【医療】明治ホールディングスが化学及血清療法研究所を取得

公表日
評価額
367億円
取引額
180億円
比率
49%

明治ホールディングスの事業子会社であるMeiji Seikaファルマは、一般財団法人・化学及血清療法研究所の事業継承先として現物出資により設立される新会社の株式を49%取得し、連結子会社化することを決議した。

感染症に対する予防から治療までのバリューチェーンの構築やMeiji Seika ファルマの事業基盤を活用したワクチン等の国内販売力の強化・海外展開などを目的としている。

売り手企業化学及血清療法研究所

人体用ワクチン、血漿分画製剤及び動物用ワクチンなどの生物学的製剤の研究・開発・製造を行っている。

売上高
270億円
営業利益
19億円

買い手企業明治ホールディングス > Meiji Seikaファルマ

医療用医薬品、ジェネリック医薬品、動物用・ペット用製品等の研究開発・製造販売等を行う明治グループの薬品会社。