2017年度の国内M&A(株式取得)において評価額が公表されたM&Aのみのランキングとなります
第5位 帝都メディカルテクノロジーがタキロンを取得
公表日
評価額
18.6億円
取引額
16億円
比率
86%
タキロンは、生体内分解吸収性骨接合材料の開発、製造及び販売を行うメディカル事業を、簡易新設分割の方法により新設する帝人メディカルテクノロジーに承継し、帝人株式会社に対し、新設会社の株式の86%を譲渡することを決議しました。
タキロンは、医療材料に対するニーズの多様化が進み、高機能化が求められるという環境に鑑み、高分子化学を中心とした優れた素材技術とヘルスケア事業で培ってきた開発力を有する帝人グループのもとでさら なる発展を目指すこととし、本会社分割により新設会社を設立したうえで、その株式の86%を帝人に譲渡するものです。
売り手企業タキロン
各種合成樹脂製品の製造・販売を行っています。
売上高
17.1億円
買い手企業帝都メディカルテクノロジー
生体内分解吸収性骨接合材等の医療機器の開発、製造、販売を行っています。
第4位 メディカルシステムネットワークがアポテックを取得
公表日
評価額
22.5億円
取引額
22.5億円
比率
100%
メディカルシステムネットワークはアポテックの全株式を取得し、子会社化することを決議した。
メディカルシステムネットワークは在宅医療への取組や医療安全への取組のノウハウを共有し、より質の高い地域薬局(かかりつけ薬局)づくりができると考えている。
売り手企業アポテック
調剤薬局運営会社3社とシステム開発会社1社を保有する調剤薬局の持株会社。
売上高
32億円
営業利益
1.8億円
経常利益
1.8億円
買い手企業メディカルシステムネットワーク
医薬品等ネットワーク事業と調剤薬局事業を中核事業と して展開している。
第3位 キヤノンが東芝医用ファイナンスを取得
公表日
評価額
48.3億円
取引額
31.4億円
比率
65%
キヤノンは、東芝医用ファイナンスの株式を東芝から取得し完全子会社化することを決定した。
キヤノンの連結子会社である東芝メディカルシステムズと東芝医用ファイナンスの連携体制を構築し、医療機器事業の事業拡大が目的。
売り手企業東芝医用ファイナンス
医療用機器等のリース、割賦販売を行う企業。
売上高
150億円
営業利益
4.6億円
経常利益
4.5億円
買い手企業キヤノン
映像機器、事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体露光装置などを製造する大手電気機器メーカー。