2017年に日本企業とイギリス企業で実施されたM&Aにおいて、評価額 上位3社を掲載しています。
第3位 インフォテリアがThis Place Limitedを取得
インフォテリアは、This Place Limited の持分を100%取得し子会社化しました。また、本件買収対価の一部とするために、自己株式の処分を行うことについて決議しました。
インフォテリアは、海外展開に関する 取り組みとては、営業及び開発に従事することを目的として、本案件により、英国(ロンドン)と米国(シアトル)に拠点を追加し、製品開発の協業のみではなく、米国、英国を中心とした海外で製品を販売する体制を強化するとしています。
売り手企業This Place Limited
デザイン戦略のコンサルティング、デジタル・デザインの開発
買い手企業インフォテリア
ソフトウェア開発・販売、製品サポート、 製品コンサルティング、 製品トレーニング、 デジタル・デザインの制作、 デジタル・デザインのコンサルティング
第2位 住友ゴム工業がMicheldever Groupを取得
ダンロップやファルケン等のブランドタイヤを扱う住友ゴム工業は、英国市販タイヤ市場において年間約600万本を販売するMicheldever Groupを子会社化しました。
今回の買収により長期ビジョン「VISION 2020」で掲げたアクションプランである、「欧米事業の拡大」を 加速し、グローバル展開を更に進めます。
売り手企業Micheldever Group
タイヤの販売
買い手企業住友ゴム工業
タイヤ(自動車用、建設車両用、農耕機用、産業車両用、レース・ラリー用、モーターサイクル用)、アルミホイール、ゴルフ用品、テニス用品、ウェルネス事業、医療用精密ゴム部品、OA機器用精密ゴム部品、制振ダンパー、塗り床、防舷材、止水ゴム、スポーツ用人工芝、ゴム手袋、ガス管、車いす用可搬形スロープ 等
第1位 パーク24がNational Car parks Limitedを取得
パーク24は、英国内におけるシェアの30%を持ち英国最大手の駐車場事業者のNational Car parks Limitedをグループ会社にする事で、駐車場事業及びモビリティ事業のグローバルプレーヤーとして、世界各地において『快適なクルマ社会の実現』に取り組んでいきます。
売り手企業National Car parks Limited
英国における駐車場の運営
買い手企業パーク24
時間貸駐車場『タイムズ』をはじめとした駐車場・カーシェアリング事業